こんにちは!大阪の堺市でBMW専門店やってます!E-SKY.autoの東野です。
BMW正規ディーラーでのメカニック経験を活かし、これまでに5,000台以上のBMWを整備してきました。
BMW愛好家の方はもちろん、BMWに興味をお持ちの方にも、故障やトラブル、メリット・デメリットをわかりやすく丁寧にお伝えできるよう、心を込めて接客しています。
BMWのことでお困りの際は、ぜひお任せください(‘◇’)ゞ
今回は、「エンジンがかかりにくい」というご相談をいただきました**BMW 320i(E90)**の事例をご紹介し、その原因と修理方法について詳しく解説していきます!
1. エンジンがかかりにくい症状とは?
お客様からのご相談は、「冷えた時にエンジンがかかりにくい」というものでした。この状態が続くと、毎日の通勤や外出のたびにストレスを感じてしまいますよね。
2. 原因の特定:燃料ポンプとジェットポンプの不具合
エンジン回りをくまなくチェックしたところ、燃料はあったのですが、
エンジンまで燃料圧がきていなかったことが判明しました。
寒い時期は部品の劣化が影響しやすく、エンジンがかかりにくい状態になってしまいます。
3. 修理方法:部品の交換によるトラブル解消
具体的には、「燃料ポンプ」と「ジェットポンプ」という部品を新しいものに交換し、燃料の流れを改善しました。
その結果、エンジンが問題なくかかることを確認しました。
交換作業は以下の手順で行いました!
交換作業の流れ
- 燃料ポンプの取り外し
燃料タンクの中にあるポンプを事前に取り外し、劣化や損傷の程度を確認。 - 新しい燃料ポンプの取り付け
適合する新しい部品を取り付け、接続部分をしっかり確認します。 - ポンプの交換
同様に、ジェットポンプも劣化が見られたため、新品と交換。 - 燃料ライン全体のチェック
他に異常がないか点検し、交換後のテスト走行を実施。
4. 修理後の結果
修理後はエンジンがスムーズに始動するようになり、お客様にも大変ご満足いただけました。
車は長く乗れば劣化するのは避けられませんが、実は定期的に走らせることでエンジンの健康を保つことができます。
エンジンは動いてこそ内部の部品が適切に潤滑され、余分な汚れや錆が溜まりにくくなるからです。
逆に、車を長期間放置してしまうと、エンジン内部に燃料やオイルのカスが蓄積し、「詰まり」と呼ばれる現象が発生することがあります。
この詰まりとは、例えば燃料を供給するパーツや空気を取り込む通路に汚れが溜まり、エンジンの効率が低下してしまう状態を指します。
これによりエンジンがかかりにくくなったり、加速が鈍くなったりすることもあります。
日々の生活で少しでも車を動かしていただくことが、車を良い状態で保つための大切な習慣です。
「たまにしか乗らないから大丈夫」と思わず、定期的な走行を心がけてみてください。
エンジンの調子を維持し、快適なドライブを長くお楽しみいただけます。
5. まとめ
エンジンがかかりにくいトラブルは、燃料供給に関わる部品の不具合が原因であるケースが多いです。
「最近、車の調子が悪いかも」と感じたら、早めに点検してみることをおすすめします。
プロにお任せいただければ、安全で快適なカーライフをサポートします!
お困りごとがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
修理・点検・メンテナンス詳細は、こちらをご覧ください。
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